中国切手の価値について

中国切手とは、中国で発行された切手の事を指します。ですが、厳密には中国切手は外国切手の一種ですので、正式にはこういった名称で呼ばれてはいません。ですが、切手買取においては中国切手は1つの種類と捉えられており、切手買取業者も中国の切手は中国切手と呼びます。
中国切手は歴史も長い事から非常にたくさんの種類の切手が存在し、その事からも非常に買取価格が高い、お宝と呼べるような切手の種類が多い事で有名です。(赤猿が有名)中国切手のアルバムなんてものが見つかれば、買取価格は驚くほど高いものになるでしょう。

赤猿(子ザル) 赤猿は最も有名な中国切手の1つであり、実は中国で初めて発行された記念すべき年賀切手でもあります。 バラ切手単位での価値も非常に高く、単体で20万円程の価値が見込めます。 買取価格としても12万円~15万円で買取してもらえ、シートなら更に価値は上がりますので、見つけ次第大切に保管しておく事をおすすめします。
毛主席の最新指示 高額な中国切手と言えば、「毛主席シリーズ」が挙げられます。 こちらの「毛主席の最新指示」も例にも漏れず価値は非常に高く、 特に5種連刷であれば単体で500000万円近い価値があります。 買取においても400000万円前後で取引されいる事から、中国切手の中でもトップクラスの価値があります。
少年たちよ子供の時から科学を愛そう 「少年たちよ子供の時から科学を愛そう」は発行部数が10万部しかない希少性の高い中国切手です。 中でも2元小型シートは価値が高く、一枚で180000円もの価値が見込めます。 買取価格も希少性の高さから120000円程見込めますが、種類がいくつかありますので切手買取業者に一度査定をお願いする事をおすすめします。
オオパンダ 白地にシンプルに描かれたパンダが特徴的なデザインの中国切手「大パンダ」ですが、この切手は「一次」と「二次」二つの期間に分けて発行されています。 中国切手の中でも屈指の有名切手であり希少価値は薄いものの、 6種の完品状態であれば買取価格は15000円ほどと切手にしてはかなり高額な値段がつきます
牡丹シリーズ 牡丹シリーズは15種類揃った状態のバラ切手、もしくは小型シートで非常に高い価値があります。 特に小型のシートは発行数が少ない為価値が高いです。 15種揃った牡丹シリーズで30000円程度、小型シートで18万程度の価値が見込めます。買取価格にすると上記のおよそ6~7割の価格で取引されます。
天安門図第3版 天安門図の第3版は7種類が発行されており、バラ切手でも全て揃った状態の価値は30000円程、買取価格も状態によりますが1万円から2万円程度が見込めます。 中国切手の価値は今がピークといわれており、他のコレクションと合わせての買取やボストークでの売却であれば更に高値が望めますので、早めの売却をオススメしています!
天安門図第5版 天安門図第5版の北京高額版は中国の政治によって回収対象となり、流通が禁止になったプレミア切手です。そのため使用済み切手の評価も非常に高いのが特徴です。 額面は10万円と20万円の2種があり、10万切手は200000円程、そして20万切手は400000程の価値があり、6種が全て揃った状態であれば800000円もの価値のある高額切手です
軍人切手 軍人切手の種類は陸軍、空軍、そして海軍の3種類にわけられており、 陸軍であれば価値は1万円程度、空軍になると14万円もの価値になります。そして海軍の切手も値打ちがあり、買取金額はそのお店の実力によりけりといったところでしょう。 中国切手にはレプリカも多く、専門家でなければ真贋を見分けるのは非常に難しいといわれています。
関漢卿組合せ 関漢卿が戯曲を創作してから700年を記念して発行された中国切手で、単片の他に3種の切手が1枚となった小型シートも発行されています。 小型シートの価値は20000円ほどで、買取価格もその内6~7割は見込むことが出来ます。 状態により買取価格は大幅に左右されてしまいますので、綺麗な状態で保存しておくよう心がけましょう。
金魚シリーズ 1960年に発行された12種完の中国切手で、愛らしい金魚の絵が図柄となっています。 バラ切手でも12種類が揃っていれば30000円ほどの価値があり、買取価格も20000円程度が見込めます。 全て揃っていないと価値は少々下がってしまいますが、それでも買取してもらう価値は十二分にある切手だといえます。
菊シリーズ 1960年の12月10日から順次発行されており、16種で完品となっている中国切手です。 18種が全て揃った状態であれば50000円程の価値となり、買取価格も35000円くらいになります。 高値で売買される中国切手は使用済みでも買い取ってもらえる場合がありますので、消印がついた状態であっても一度査定をしてもらうことをオススメしています。
梅蘭芳舞台芸術 梅蘭芳舞台芸術はバラ切手と小型シートの2種類が存在し、バラ切手は8種類が発行されています。 バラ切手の買取価格は8種で70000円程度となり、発行初日の消印が押されたFDCであれば価値が上昇し、状態にもよりますが40万円もの買取額がつく場合もあります。 さらに小型シートは非常に希少で、150万円を超える価格で取引されることもあります。
第26回世界卓球大会組合せ 1961年に発行された切手で、4種類の切手が1枚に収められている小型シートです。 価値は60000円程となり、状態にもよりますがその内の6割から7割程度が買取価格となる場合が多いです。 中国切手は3万円を超えるものから偽物の割合がぐっと増えますので、査定の際に真贋を見極めてもらうと良いでしょう。
キューバ革命4周年 1963年に発行されており、全6種類で完品の中国切手です。 全て揃った状態であれば15000円程で買取されますが、コンディションにより価格は大幅に上下します。 中国切手の中には普通くらいの価格で買取されるものもありますが非常に価値が高い種類も混在していますので、他のコレクションと合わせての買取やボストークでの売却であれば更に高値が望めます。
黄山風景シリーズ 1963年に発行された中国切手で、16種類で完品状態となります。 価値は45000円ほどで、買取価格もそのうち6~7割が見込めますので、おおよそ3万円程度にはなると思います。 16種類で完品と集めるのに枚数を要することもありコレクションとしての価値が高く、単片よりも全てまとめた状態で買取してもらうことをオススメします!
イボハナザル 別名キンシコウとも呼ばれるイボハナザルが図柄となった中国切手で、目打ち有りのものと無目打ちのものとがそれぞれ3種類存在しています。 無目打ちの価値は20000円ほどで、目打ちがあるものは無目打よりも価値は下がってしまいます。 中国切手の価格はその時々の相場により大きく変動しますので、相場の高いうちの売却をおすすめしています。
中華人民共和国成立15周年 1964年に発行された小型シートで、150000円もの価値のある希少価値の高い中国切手です。 買取価格も状態によりけりですが、おおよそ10万円程度にはなると予想されます。 非常に状態が良いものであればそれ以上の買取額が見込めますので、なるべく綺麗な状態での保存・買取を心がけたいところです。
毛主席の立派な兵士・劉英俊 1967年に発行された中国切手で、6種類が発行されています。 6種類が全て揃った状態であれば25000円くらいの価値があり、買取価格も状態が良いもので2万円程度になります。 高値で取引される中国切手は消印がついていても値段がつく場合が多くありますので、使用済みであっても一度査定してもらうことをお勧めします。
毛主席の長寿を祝う語録 毛沢東を中心とした図柄の11種類で構成されたシリーズで、文化大革命時代に発行された切手です。 中国切手の中でも毛沢東の価値は非常に高く高値で取引されており、”毛主席の長寿を祝う”も例に洩れず、買取価格は良いもので20万円程と高額になります。 11種類が揃っていない状態であってもそれなりに高い値段で買取って貰えるプレミア切手です。
毛主席の長寿をたたえる こちらも文化大革命時代に発行されており、第1次と第2次を合わせて8種完の中国切手です。 8種類が全て揃った状態であれば150000円程の価値があり、買取価格も100000円程度が見込めます。 使用済みであってもそれなりの値段がつきますので、消印が押された状態であっても一度査定してもらうと良いでしょう。
延安 文芸講話発表25周年 通称「文芸講話」とも呼ばれる中国切手で、3種類が発行されています。 こちらも価値が非常に高く、3種類が揃っていれば70000円ほど、買取価格も50000円ほどとなります。 中国切手は価値が3万円を超える辺りから偽物の割合が増えますので、査定の際に専門員に真贋を見極めてもらうと良いでしょう。
毛主席像(中国共産党46年) 1967年に発行された中国切手で、5種類で1セットとして構成されています。 毛沢東が図案となっている切手は総じて価値が高く、こちらも1セットで60000円ほどの価値があり、おおよそ50000円程度で買取されます。 他のコレクションと合わせての買取やボストークでの売却であれば、更に高値が望めます。
革命的な現代京劇 1968年1月30日から6種類の第1次、そして3種類の第2次と分かれて発行された中国切手で、全9種類で完品となっています。 文化大革命時代に発行された切手で希少価値が高く、買取価格は9種完品で70000円ほど、価値は8~9万円にものぼります。 その時々の相場により買取価格は上下しますので、価値の高いうちの買取をおすすめします。
毛主席は赤い太陽 毛主席は赤い太陽切手は全2種類と集めやすいこともあり価値は2万円程度、買取額も10000円ほどと驚くような高値ではありませんが、それでも流通している切手の中では非常に高い価格帯です。 中国の景気の低迷に伴いこれから価値は下がる一方だとの声もありますので、売却を検討しているならばなるべく早いうちが良いかも知れません。
毛主席詩詞 第1次から第3次まで、14種完で発行された切手で1枚目には詩詞を書く毛沢東、2枚目以降は詩詞そのものが図柄となっています。 14種類が全て揃っていれば価値は30万にものぼり、状態にもよりますがその内6割から7割が買取価格となります。 消印がついた使用済みの切手にも、未使用品に比べれば下がりますがそれなりの買取価格がつきます。
アメリカ黒人の闘争指示 こちらはシリーズでなく1種類のみが発行されている中国切手で、価値は3万円ほど、買取価格も2万円程と高い価格で買取される切手です。 この時代に発行された切手は総じて希少価値が高いために、贋作も多く出回っています。 アメリカ黒人の闘争指示切手の他にも、毛沢東が図案となった切手はプレミアとして重宝されている種類が多いことが特徴です。
徐悲鴻莽馬シリーズ 徐悲鴻が描いた馬の絵が図柄となった中国切手で、10種類の単片切手と小型シートが発行されています。 中でも小型シートの価値が非常に高く、バラ切手の価値は10種で4000円程となるのに比べ、小型シートは状態が良いものであれば50000円程の価値となります。 小型シートの買取価格もおおよそ40000円ほどと、高値がつきやすい傾向にあります。
全国の山河は赤一色 全国の山河は赤一色は誤発売にてすぐに発行が中止された切手で、非常に少ない枚数しか市場に残っていません。 こちらはおおよその買取価格が算出できないほどに取引例が少ないプレミア切手で、価値も簡単に割り出せるものではありません。 もし買取価格がつくとすれば未使用で4千万にも上るなど、中国切手の中でも屈指の高額を誇ります。
パリ・コミューン100周年 パリ・コミューン切手は4種類が全て揃っている状態であれば2万円ほどの価値があり、買取価格も15000円程度は見込めます。 もちろん4種類が揃っている状態が望ましいのですが、1~2枚だけでもそれなりの買取額はつくようです。 発行されてから40年余りが経つ切手ですので状態の良いものは少なく、綺麗なものは高値で取引される傾向にあります。
幹線道路にかかるアーチ橋 1978年に発行された中国切手で、その名の通りアーチ橋が図柄で小型シート単片切手が発行されています。 小型シートであればコンディションにより大幅に上下しますが、だいたい20000円くらいで買取されます。 価値は30000円程度と、知名度はそれほどないものの高値で買取される中国切手の一種です。
31回リチオーネ国際切手展加刷 略してリチオーネと呼ばれることもある中国切手で、万里の長城が加刷された状態であれば価値は急上昇し、価値は50000円前後、買取価格は40000円にものぼります。 しかし加刷するだけと偽造が容易にできる切手となり、偽物も多く出回っています。 買取査定の際に偽物かどうかも判断してもらえますので、一度問い合わせてみることをお勧めします。
雲南のツバキ 1979年に発行された中国切手で、小型シートと単片の切手が10種類発行されています。 小型シートの価値は20000円程で、単片切手も10種類が揃っていれば千円から3000円程の価値となります。 未使用で綺麗な状態、そして10種類全てが揃っていれば、そのお店の最大限の買取額で買い取ってもらえる可能性が高いです。
万里の長城 万里の長城は小型シート、そして4種完の単片切手がされており、小型シートの価値は10000円ほど、買取価格はそのうち6~7割程度になります。 単片は4種が揃った状態であれば1000円程の価値を持っています。 他の中国切手と合わせての買取や、その時代の切手をまとめてコレクションしたボストークの状態であれば、買取価格は更に上乗せされます。
中華人民共和国切手展加刷 雲南のツバキ小型シートに加刷を施した中国切手で、加刷をするだけと偽装が簡単に出来てしまうためにレプリカも多く出回っています。 価値は20000円程となり、買取価格も1万円から15000円程が見込めます。 買取の場合は真贋も見てもらえるので心配ありませんが、オークションなど入手をする際には気を付けておきたい中国切手です。
童話ボチャン 中国の童話ボチャンをモチーフにして発行された中国切手で、4種類が1セットとなっています。 ボチャンには切手帳も発行されており、こちらは表紙がついた状態であると買取価格は大幅に上昇します。 切手帳の買取価格は良いものであれば50000円ほどで、臨時収入としては十分な金額を手にすることが出来ます。
斉白石作品選 斉白石作品選は小型シートと単片切手が発行されており、単片切手は16種類での完品となっています。 小型シートの価値は3万円ほどで、買取額も2万円以上が見込めます。 単片は16種類と集めるのになかなか苦労することもあり、価値は7000円ほどとなっています。 価値は下がってしまいますが全て揃った状態でなくとも買取ってくれるお店もあります。
蓮の花 1980年に発行されている中国切手で、 12面で構成されているシート状態であれば価値は15万円ほど、状態によりますが買取価格も10万円を超えます。 バラ切手でもオークションでは良いもので500円から千円ほどで取引されており、一度査定してもらうだけの値打ちはあります。 他の切手とまとめての買取やボストークの状態であれば、更なる高値が望めます。
中華人民共和国展覧会 1980年に発行されている中国切手で、 12面で構成されているシート状態であれば価値は15万円ほど、状態によりますが買取価格も10万円を超えます。 バラ切手でもオークションでは良いもので500円から千円ほどで取引されており、一度査定してもらうだけの値打ちはあります。 他の切手とまとめての買取やボストークの状態であれば、更なる高値が望めます。
切手帳の形式にて発行されているものであれば価値は25000円ほど、買取価格も状態によりますが1万円から2万円は見込めます。 発行年数は比較的最近なこともあり買取価格は上昇しにくいものの、切手の中では高額で買取される種類です。 中国切手の価値は下がっていると言われ、売却するのであれば相場が下がらないうちが良いでしょう。
紅桜夢 中国の長編小説である紅桜夢を題材として発行した中国切手で、1981年に発行された小型シートと単片切手が12種類発行されています。 小型シートの価値は価値は20000円ほど、買取価格もコンディションの良い状態であれば1万円を超えます。 単片であっても12種類が揃っていれば、おおよそ5000円程度の価値があります。