記念切手の買取相場

皆さんが切手をネットで売却しようとしている時に一番大事なことはまず自分自身が売ろうとしている切手の買取価格の相場をある程度把握しておかなければいけないということです。

切手を売る際の種類は大きく分けて普通切手、記念切手、外国切手の3つに分けることができます。
皆さんが一番身近なのは郵便局でよく見る普通切手だと思いますが、切手買取の際に大事になってくるのは記念切手と外国切手の2種類です。

ただ普通切手も思っているよりも高く買取してくれる場合は多々あります。

普通切手の買取相場はプレミアムな価値のつく可能性のある記念切手や外国切手と比べると平均して低くなっています。
ですが、普通切手は記念切手と外国切手と違い普通に使うことができます。

確かにプレミアのつく記念切手と比べると切手コレクターとして見た時の魅力は半減してしまいますが、もともと切手は手紙に貼って使うためのものです。
未だに郵便局が手紙や郵便物に切手を貼って流通させている状況がある限り、普通切手の価値が急落してしまうことはありません。

具体的な普通切手の買取相場ですが、50円以上の切手の買取相場は50%~90%程度と言われています。
買った時の値段より高くなることはないですが、処分して損するよりはよっぽどいいですよね。

次にご紹介するのが「東京オリンピック記念切手」「ドラえもん記念切手」「切手趣味週間」の記念切手。
手元にはこの記念切手を集めていた人が数多くいるのではないでしょうか。

昭和40年～昭和60年(1965～85)年の間で大流行していた記念切手は現在でも形を変えて人気アニメや人気コミックのキャラクターを題材にした切手が根強い人気を誇っています。

ただ、そうは言っても昭和の切手収集が大ブームになった頃と比べてしまうとどうしてもブームは終わってしまった感は否めません。

切手収集家の全体的な母数の減少に伴い、珍しい記念切手の買取価格も徐々に下がってきているのが現状です。

もちろん現在でも根強いコレクターは全国に存在し、日々自分の好きな切手を収集しているのですが、記念切手を高く売ろうと考えている人は早めに査定してもらって売却を考えたほうがいいかもしれません。

切手ブームの時は、まるで宝石を扱うかのように大切にされてきた記念切手ですが、現在は切手ブームが過ぎ去り年々価値が下がっています。

当然、切手ブームと言われていた時代よりは遥かに価格が下がっていますが、近年は暴落と言うよりは徐々に買取価格が下がっているというのが現状です。