古い切手の買取相場は?

古い切手の買取相場は古い切手の買取相場は、普通と記念のどちらも合わせると、額面よりも低いくらいです。
ただし、中には額面を大きく上回るようなプレミア切手も存在します。
最近人気が上昇中なのは、1950年〜1980年頃の中国切手です。中国の切手は、1980年の赤猿、1963年と1973年のオオパンダ、1967年の毛主席(詩歌)第一セット、1968年の人民開放軍健軍41周年、などがあります。
普通はバラ切手は値打ちが低いのですが、これらの中国切手ならばバラでも1枚でとんでもない高値がつくものもあります。
普通切手よりも記念切手のほうが高く売れそうなイメージがありますが、実際には記念よりも普通のほうが高く売れます。記念のほうは趣味でコレクションする人にしか価値がありませんが、普通のほうはビジネス用途で使うなど、一般の人からもニーズがあるからです。
あと、具体的な価格はシートとバラで異なります。
シートは複数が切り離されずに外枠も全て残っているものです。バラは切り離されているもので、シートの外枠が少しでも切れているとバラ扱いになります。
普通切手は、だいたい1枚50円以上で、100枚の普通シートは80%〜90%の価格で買取されます。50円以上ならほとんどこの相場だということです。
同じ条件で記念品だとシートで〜80%なので、普通のほうが相場が高めです。
バラの場合は、シートに比べて値打ちが下がってしまいます。50円以上の額目だと約65%〜の換金率です。企業で買い取ることが多いので、シートよりも使いづらいということでバラはあまり売れないから値段が下がるようです。
また、額面50円を切ると、換金率が55%とさらに下がります。
換金率を上げるには、売るタイミングを選ぶことが大切です。査定に出す時期は、会社がDM(ダイレクトメール)を多く出す時期を狙いましょう。年末年始の挨拶などで大量に送る可能性があります。
少しではありますが、普通に使うという目的で高く売れる可能性があります。
査定に出す際は、シートなら数、金額をまとめておいたり、バラなら種類や額面ごとに台紙に貼っておくか小袋に分けておくのがオススメです。
面倒かもしれませんが、この一手間を加えるだけで5%〜10%も換金率が変わってくることもあります。
古い切手であれば、プレミアがついて何十万円もの値打ちがつく可能性もあります。古いものは額面よりも高い価値がつく、最近のものは額面以下、と考えておけばいいでしょう。