切手はシート単位の方が高価買取してもらえる?

切手はシート単位の方が高価買取してもらえる切手を高く買い取ってもらうには、シミや折れ、破れなどのコンディションが良い状態が重要になります。
切手シートは何枚もの切手が1枚になった状態です。バラは1枚ずつ切り離された状態です。ただし、1枚になっているつもりでも、目打ちが切れていたりするとバラ扱いになることもあります。
1枚ずつではないからバラではない、ということではありません。2枚残っている場合でも、少しでも切り離してしまえばバラ扱いになります。これは意外と知られていないことなので気をつけましょう。
そして、どの査定員も必ず見るのが、目打ちです。切手の端にあけられた小さな穴で、これは切手を綺麗に外しやすくするためにつけてあります。この目打ちが綺麗なものは、状態がいいと判断されます。
シートの状態は、いわば目打ちが全く傷ついていない状態です。バラ切手になると目打ちが破れていたり、ちぎれているといったことがありますが、シートの場合はそのリスクが低いです。
そのため、シート単位のほうが買取額は高額になりやすいです。
また、企業で使う場合にはバラよりもシートのほうが使いやすいため、高い価格で取引されます。将来売るつもりならば、バラさずに丸ごと保管しておいたほうがいいでしょう。
企業では、大量の切手を一度に購入します。例えば普通切手を大量に購入するには、バラだと効率が悪いのでまとめて買います。
企業で使う時期といえば、年末年始などの挨拶の時期です。顧客にDMを送るという時期には大量に消費するため、この直前に査定に出すと普段よりも高値で売れることがあります。
普段よりもちょっとだけ高いというだけで、大幅に金額がアップするわけではありませんが、1円でも高く売りたいというのであれば、企業がDMを出す直前の時期を狙って業者に持って行ったほうがいいでしょう。
普通切手を売るのであれば、金券ショップが思い浮かぶかもしれません。ここでもいいですが、プレミアの品はちゃんとその価値を評価してくれる専門店に持って行ったほうがいいです。なかには驚きの価格で取引されるものもあります。
ちなみに、消印がついていて売れないという場合には、その消印自体にプレミアがつくこともあるので、オークションを利用したほうがオススメです。また、消印が入っているものは寄付することもできます。
そのまま捨ててしまうよりも、誰かの役にたつものとしてリサイクルできるので、たまに寄付も考えてみましょう。