切手買取で高額買取してもらえるものは?

不要になった品物を、お金に変えることができる、それが買取サービスです。以前は興味があり切手を集めていたが、最近趣味が変わったという場合などには、買取してもらい、売ったお金を新しい趣味を楽しむ資金にするとよいでしょう。切手には様々な種類があり、中には非常に高額で、取引されるものもあります。発行されている数が少ないものなどは、希少価値から「プレミア切手」とも呼ばれ、高額買取されているのです。
プレミア切手として扱われているのは、具体的にどのようなものでしょうか。昭和30年代に収集ブームが起こった時、もっとも多くの人が注目したのは、「見返り美人」と呼ばれる、美しい切手です。有名な画家、菱川師宣の手による美人画が描かれており、その美しさと希少価値から、当時大変高額で取引されました。その後ブームがおさまり、価値は下がっていきましたが、今でも人気がある一品です。美品であったり、シートなどで揃っていれば、今でも良い価格で、買取りしてもらえるといわれています。
また、明治時代に発行された「菊切手」も、希少価値があり、高い値がつく傾向にあります。
現在でも人気が高いとされているのは、1955年よりも前に発行された、古い物が中心です。1枚1枚はそれほど高額にはならないかもしれませんが、数が揃っているのなら、意外とまとまった金額となるかもしれません。
また、今注目を集めているプレミア切手として、1950年から80年あたりの、中国切手が挙げられます。なかでも高く買ってもらえるとして、話題となっているのは「毛主席 詩詞」第一セットや、「パリコミューン100周年(革3)」です。コンディションにも左右されますが、状態が良い品物であれば、驚くような価格で引き取ってもらえるかもしれません。
コレクションとしての人気が高い時には、買取金額も高くなる、というのが一般的です。もしも今、人気が高まっている切手を持っているのなら、早めに売っておくと、損がないかもしれません。逆に、ブームが下火となり、人気が薄れてしまえば、品物の価値もつられて下がってしまうでしょう。プレミアであっても、需要が減ってしまえば、その価値は低下してしまうのです。
高く買い取ってもらうためには、きちんとした査定をしてくれる、専門の買取業者に、依頼することも大切です。知識豊富な業者であれば、品物の価値をしっかりと見極めて、適正な価格で買取りをしてくれるでしょう。